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骨軟部肉腫治療研究会

事務局 〒540-0006
国立病院機構大阪医療センター
整形外科
電話06-6942-1331
ファックス06-6943-6467
E-mail info@jmog.jp

ご挨拶

骨柔部肉腫研究会からご挨拶

新代表幹事:
国立病院機構大阪医療センター整形外科 部長
大阪大学医学部整形外科 臨床教授(併任)

上田 孝文

矢部啓夫

この度、代表幹事の矢部啓夫先生のご推挙により、幹事会の承認を経て骨軟部肉腫治療研究会(JMOG)の代表幹事を引き継ぐことになりました上田孝文でございます。本研究会は、昭和56年に帝京大学整形外科の立石昭夫先生らを中心に発足した「骨肉腫勉強会」を前身としてスタートし、平成6年からは「骨軟部肉腫治療研究会」と改称し、骨・軟部肉腫に対する全国レベルの多施設共同研究グループとしての組織作りを目指し、日本大学整形外科の川野壽先生、慶應義塾大学整形外科の矢部啓夫先生を代表幹事として発展してきました。これまでに79回の研究会が開催されており、このような伝統ある研究会の代表幹事を任せられることとなり、身の引き締まる思いがしております。
代表幹事を引き受けるにあたり、JMOGのこれまでの活動状況を振り返ろうと記録誌に目を通していたところ、vol.2の「新幹事自己紹介」の項が目に止まりました。それぞれの新幹事の先生方が骨・軟部腫瘍を専門とするまでの経緯や肉腫治療・研究に対する熱き情熱を述べておられるのを拝見し、この領域で仕事することのやり甲斐を改めて実感いたしました。しかしながら、骨・軟部肉腫は非常に稀な疾患であり、それぞれの施設で少数例を治療しているだけでは、なかなか国際的に通用するような、まとまった臨床データや治療成績は生み出せません。臨床の場で昨今重要視されるようになってきた(決して全てとは思いませんが)EBMをベースとした科学的な臨床データを肉腫の領域で積み上げて行くには、やはり全国レベルでの多施設共同研究を進めて行くしかないと確信しております。そのための実行組織として、JMOGの役割が今後益々重要になってくるのではないかと考えております。
本研究会の前身である「骨肉腫勉強会」のモットーであった“本音で語り合える会”“共同研究をまとめ、日本の骨・軟部腫瘍研究を世界にアピールする会”の精神をもう一度思い出しつつ、初心に帰って骨・軟部肉腫のための多施設共同研究の体制作りのため、微力ながら全力で尽くしたいと思います。そのためには何よりも、全国の骨・軟部腫瘍専門施設の先生方のご協力が不可欠であり、各地域の骨・軟部腫瘍研究会間のネットワーク作りも重要と考えます。さらには、これからの骨・軟部肉腫の診療・研究を担う若手の先生方の育成・協力も欠かせません。まずはJMOG会員の互いの意思疎通を図るため、出来るだけ頻繁にディスカッションできるようなシステムを構築し、目的に向かって一歩ずつでも前進していきたいと思いますので、何卒ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

平成23年4月吉日